バイクから100V電源をとる方法は?

LENさん バイクのバッテリーから、100Vの電源(ふつうのコンセント用)を取る方法知りませんか?
 
koh1さん 100Vインバーター

カー用品で出ている100Vインバーターを利用すれば、車やバイクで家庭用電源を使うことが出来ます。
但し、バイクの場合は発電量が小さいことやサイズの問題があるので、50W以下の小型の物でなくてはなりません。
あと、昔の原付とかの6V仕様のバイクは、電圧の関係で使えません。

搭載場所は、必ず、パニアケースなどの防水のケース、防水バッグ等の防水ケースに入れましょう。物が物だけに防水は必須です。
インバーターをバイク本体に積む場合は、スクーターのメットイントランクとかの防水になっているところなら大丈夫だと思います。
また、小さめのバイクでは、同時に2つ以上の機器を使わない方がいいです。
発電容量が小さいので、バッテリーが上がる恐れがあることや、最悪の場合、突然使う電気が増えたために、レギュレーター(安定器)が焼けてしまうことがあるからです。

参考までに、考えられる機器の電気使用量を書いておきます。
  ニッケル水素電池・4本充電(急速): 約20W
  携帯の充電      : 約10W
  ノートパソコンの充電 : 約15〜30W
  ひげ剃りの充電    : 約10W
  ヘッドホンステレオ充電: 約10W
 
Nobuhitoさん 差額でおいしいものでも!

●現地調達と消費電力について
直流12Vから交流100Vを取り出す装置のことをDCーAC(ディーシーエーシー)インバーターと言います。

北海道なら都市部のカー用品店などで入手可能でしょうが、現地調達の場合は注意が必要です。
というのは、基本的に4輪での使用を前提に設計されているため、購入した状態では直流入力側にシガープラグがついているからです。
普通はバイクにはシガーコンセントなどついていませんので、インバータをバイクで使うには以下の電気工作が必要になります。

1.インバータから伸びているコードに付いているシガープラグを切り落とす
  (ヒューズまで切り落とさないで下さい!!)
2.インバータから伸びているコードの赤い方をバッテリーの+に接続する
3.同じく黒いコードをバッテリーの−に接続する
※どちらも黒いコードだった場合は、テスターなどで極性を確認して下さい。
  シガープラグの真ん中の接点と導通するコードがプラス側です。
※上記工作が不要なアダプタが付属している製品もあります。

シガープラグ切断とコードの皮むきは車載の安物プライヤーでは難しく、出来ればラジペンかニッパーが欲しいので、使うことがわかっているのなら、満足な工具がある場所(つまり自宅?)で装着してから出発した方がいいでしょう。

購入したDCーACインバータが何Wまで出力できるかは、たいていインバータ本体に大きく書いてありますが、それは「何Wの機器まで使えるよ」ということを表したもので、「何Wの機器までならバッテリーはあがらないよ」という意味ではありません。
消費電力の少ない機器でも長時間使ったらバッテリーはあがります。
さらにインバータ自体も多少電気を食う(冷却ファンとか)ので、インバータのスイッチを入れたままにしておくと、何も機器を動作させていなくてもバッテリーはあがります。