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かっちゃん
さいたま

7/20→7/29

XR-BAJA改

7月20日のフェリーで渡った2年ぶりの北海道は暑かったり寒かったりで天気も好悪半々でした。
今回の必須項目である「晴れた知床峠」は、近くの宿に連泊してネバり、 まぁそれは見事な羅臼岳を観ることが出来た〜♪
温泉も入ったし、 ラベンダーも観たし(チョイ時期が遅いみたいで緑が多かったけど)、 愛するハルニレの樹も再会できたし。
良くない天気のせいで他に行きたい ところは来年に回すことにしたけど、ほぼ満足なツーリングでした〜。

旅の足跡。
大洗発フェリーで苫小牧に早朝に上陸し、その日はとりあえずラベンダーを観て、ハルニレを視界の片隅にかすめ、帯広の雑踏をかいくぐり上士幌の宿に向かう。
翌日は温泉の日と決めてたにもかかわらず、マンガを読み耽って(^o^;)昼過ぎに 温泉に出発。岩間と幌加に入ってきた。
その日の夕方から天気が崩れ始めたので、翌日移動はやめて3連泊することにし、同泊のお客さんと一緒に芽登温泉と、帯広や100均ショップに行ったりして時間を過ごした。これもまた旅ナリ。
これ以上長居してたら「晴れた知床峠」のタイミングを逃すかもしれないので 翌日は羅臼に向けて宿を離れる。
再びハルニレと、昆布刈石ダートを満喫。
釧路〜羅臼間は雨の中、我慢の走りを強いられ、宿に着いたのは18:30。すぐに大量の夕食になった。
この宿は食べきれない夕食が出ることで、旅人の間ではつとに有名。
ここでは2連泊して天気のタイミングを見計らう。
翌々日にはクッキリと国後も見え、それは見事な羅臼岳を拝むことが出来た。
晴れた知床峠を気持ち良く走り抜け、網走、サロマを経て、再びラベンダーの街富良野に向かう。
ここでも2連泊してラベンダーのキレイに咲いている処を散策。
結局、今年は時期がチト遅かったようで、真紫の絨毯は見ることが出来なかった。
帰りのフェリーは行きの逆。苫小牧から大洗。
洋上の退屈な時間を過ごした後は再び日常の雑踏の中を泳ぐ時間が始まる・・・。

 今回入った北海道の温泉。
温泉は、日にちを前後して、上士幌の宿から岩間温泉、芽登温泉、幌加温泉、羅臼の宿から熊の湯、相泊温泉に入った。
熊の湯は熱かった〜!ちょっとだけ 入ってすぐに出ちゃった。
他はちょうどいい湯加減でした♪
岩間温泉は、お湯の沸いてる場所の手前で川渡りがあるんだけど、バイクで 渡ろうとしてバランスを崩し足を着いてしまい膝下がぐっしょり濡れてしまった。
でもコケなかったから足だけで済んだ。
・・・帰りの林道では、濡れたGパンは 砂埃まみれになったとさ・・・。宿で洗濯したのは言うまでもない・・・(^-^;)。
知床半島の相泊温泉の手前のセセキ温泉はギャラリーが居たので入らなかった。リッパなモノを持っていれば「どうだぁ!」てな感じで入るのだが??? ここは満潮時には海に水没するという海岸べりの温泉で、入れる時間に行ったのに 入らなかったのはチト残念。
・・・あ、みんな野趣あふれる露天風呂です。知ってますよね?
 北海道で出会った人々。家に帰ったら仕事探さなきゃ・・・という人、北海道には相変わらず居る。
二人居たけど、二人ともホンダに乗っていた・・・ナゼ?(S2000とCB400SF)
あと、羅臼の宿では泊り客に下ネタ大王が居て、たまたまその場は男しか居なかった ので大盛況(?)で、翌朝、彼の車を見たら、自分と同じ会社の通勤ステッカーが・・・(笑)。
彼はおそらく「旅の恥はかき捨て」のつもりで話したのだろうが、オレも同じ会社(勤務地は違う)だよということを告げるとバツの悪そうな顔をしていた・・・。黙ってた方がよかった???
その彼は軽バンに自転車を積んで来てた。でも、自転車は出動してないみたい・・・。
せめて原チャリなら活躍するだろうに???
その羅臼の宿に知床峠のために連泊を決め込んで、ヒマなので部屋でウツラウツラ してたら「自爆しちゃいました〜(T-T)」と入ってきたあんちゃん、霧のコーナーで コケたとのこと。
彼のバイクレスキューを手伝ってやって、いろいろ話した。
けっこう面白い青年だった。
そしたらその彼の、去年の北海道ツーリングのレポートが、 今月号のバイク雑誌に載っていてチトびっくり。なんか妙な気分???
丸1年を隔てた内容の活字と、本人の声が、タイムマシンから飛び出したかのように オレの思考に積み重なる。
タイムパラドックスの波の中で、オレの体験の彼の笑顔と、雑誌に印刷された写真の彼の笑顔がラップする。

こんな“素敵”があるからツーリングはやめられない。
 ・・・てな訳で楽しいツーリングでした〜♪