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nenkoh

岡山県

北海道歴6回目

9/3
青森→函館

9/3
函館→青森

カワサキ
1400GTR

【旅費】
7万円

【最高】
私を自宅まで無事に送り届けてくれた愛車

【思い出】
こんな日程での渡道,二度とないと思います。

9/1
22:30頃岡山県の自宅を出発。
大阪辺りで台風12号の雨雲と出会い合羽を着るが,滋賀県に入った辺りで雨も止み,3時頃多賀SAのベンチで1時間半ほど仮眠。

9/2
北陸道〜磐越道〜東北道を経由し,夕方宮城県松島町のホテルへ到着。
台風の影響で高潮が発生し,ホテルの周りが若干浸かっている。
震災の復興支援の関係で知り合った方の職場へ行くため大急ぎで着替えて向かう。
ビックリさせるために敢えてアポをとらずに行ってみたら期待を超える反応があり,岡山から1,083キロ走ってきた疲れも吹っ飛んだ。
夜はその方々と牛タン料理を肴に楽しい時間を過ごすことができた。
地元は台風の影響でかなりの雨が降っている様子で,職場は当番の職員が召集されているとの連絡を受ける。

9/3
ホテルで朝食をいただき,8:30出発。
東北道を北上し13時青森フェリーターミナルへ到着。
津軽海峡フェリーへ乗船。
このあたりから状況が変わってきた。

フェリー乗船直後に台風12号の影響で職場全員召集の連絡。
情報収集をしていると函館港に着く30分ほど前に妻から連絡があり,私の実家周辺で避難勧告が発令されているとのこと。
慌てて実家へ電話するも,家は浸水していないが道と川の境がわからなくなっており,避難するのは無理との話。
妻の実家は裏山で土砂崩れが発生し,家が埋まっている。
怪我は無いが避難したとの話を聞いた。

フェリー下船の時間となったため,とりあえず下船し宿へ向かう。
一緒に飲む約束をしていた友人に連絡し,少し遅れる旨を伝える。
部屋で自宅へ帰る手段を色々と検討したが,バイクを預けて帰っても取りに来る時間を取るのが無理と判断し,帰りのフェリーを手配。
幸いにも同日23:50函館発青森行きのフェリーが手配できた。
どちらにしても晩御飯は食べないといけないので,友人と食事をし,セイコマで北海道限定コーヒーを買い,22:30宿を出発。
23:50フェリー出港。

9/4
3:40青森港到着。
途中で仮眠や休憩,食事をとりながら,ひたすら高速道路を岡山へ向けて走る。
朝方電話をすると私の実家は無事だが,妻の実家の詳細はわからず。
緊張感を持って走っていたが,大阪を過ぎた辺りで,道路標識の「岡山」の文字を見たとたん気が抜け眠気に襲われる。
どうにかこうにか22:30自宅へ到着。

今回の旅,72時間で総走行距離2,862キロ。
北海道上陸時間5時間。
道内の走行距離約12キロ。

現在は職場に無理を言って,元々渡道のために取っていた休みをそのまま頂き,現在妻の実家周りの土砂を撤去している最中です。

今回は職場や親戚,会う約束をしていた友人に多大な迷惑をかけてしまいました。
この場を借りてお詫び申し上げます。


落ち着いたらまた行くんで,それまで待っててくれよ。北海道。



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